買ってきたキット。パッケージングがレトロです。当時のレイズナーキットシリーズ定番のメタル製の武器がついてます。

	キットをしみじみ眺める。パーツを組み間違えないように目立たない裏側にパーツNoが刻字してある。懐かしい〜。 当時結構バンダイキットはみんなこんな風に裏にパーツNoが打ってあった。今どきのキットはこんなことはしていません。左右同形状にして ランナーごと２枚共通で入っていたり、逆組みできないようにバカ除け設計になってたりするので。

	全身仮組してみた。1/72と小スケールなのに頭部コクピットも再現されていてクリアパーツで中身が見えるようになっている当時としてはなかなかの 意欲的キットです。だいたい1/144ガンダム位の大きさ。設定上の身長が9.74ｍとガンダムのほぼ半分の大きさなのでスケールが倍でも大きさは ほぼいっしょ。

	立たせてみた。すげーいい出来じゃんか。かっこいい。当時のバンダイの技術力を感じる。もともとこいつが主人公機になるはずでデザインされただけのことはある。

	ベイブルの特徴的なバックパックから。ちなみにカルラ少尉のディマージュと共通設計。当時のキットなんでだいたい各パーツはこんな ど真ん中割り。モールドごと継ぎ目を消してあとからプラ板などでモールドを復活させるが早道。

	半球状のバックパックから生えているノズルは左のキットのままではちとさみしいので、市販パーツで右のように大型化する。

	モールド復活させたり、隙を埋めたり。半球状のバックパックについている四角いなぞの部品も市販パーツに交換した。

	とりあえずこんな感じ。最下部のノズルはキットのままで結構迫力ある大きさなのでそのままだが、内部がさみしいので市販パーツを入れ込んだ。

	ボディを作ります。一体化されている上半身と下半身を分離し、腹の部分を作り足し下半身と接続するための適当なポリキャップを入れておく。

	分離した下半身からさらに前後左右の腰アーマーを分離。HGUCガンダムの腰パーツを流用し基部を製作。市販パーツも織り交ぜてアーマーを接続し 独立可動化した。

	くみ上げるとこんな感じになります

	腕部を作ります。肩からバーニア部を切断し整形作業をやりやすくします。切断部は空白になってしまうのでプラ板で埋めて真鍮線で位置決めできるようにしておきます。 骨格と二の腕はHGUCガンダムを使います。前腕部は先に接着整形しておきます。このときHGUCガンダムの骨格が後ハメできるように前腕部の中に２mmの丸棒が仕込んであります。

	肩アーマーの中がスカスカなのでモールド入りプラ板を仕込んでおきます。

	組み立てるとこんな感じ。ぜんぶ塗装後に後ハメできるようにしてあります。

	別角度より。前腕部に２ｍｍ丸棒を貫通させてあるのがわかります。これにHGUCの関節を咥えこませるように最後に接着します。ドラグナーのスネ外装を組んだ時と同じ手法。

	腕部完成しました。左が素組。右が改修後。肩アーマーも大型化しました。

	レーザードライフル（なんでレーザードっていうのだろう？）を作ります。ダイキャストの無垢で成形線がそのまま残っていますので金属ヤスリでガリガリ削ります。持ち手は適当なジャンクパーツから流用し軸だけ キットを移植。手首カバーは市販の角バーニアから作ります。ライフルと手首をガッチリ位置決めするため真鍮線をグリップに仕込んであります。

	組み合わせるとこんな感じです。。弾倉？のようなものの前についているエネルギーパック？のようなモノのど真ん中にエジェクタピン跡があるので瞬着で埋めてあります。 スコープとか銃身の放熱板のようなカバーはまだついていません。

	脚部を作り始める。足首にはHGUCガンダムの関節を移植しました。丸見えな部分をプラ板で隠しておきます。

	足首の謎のチューブはキットのものを移植。丸イチモールドを市販パーツから貼り付け、足裏はパターンを適当にプラ板で作っておきます。

	大腿部は股間ブロックと干渉するので一部削り、膝関節はHGUCガンダムに交換。

	スネはHGUCガンダムの脛を内部に強引に固定した上で接着整形して後ハメ化できるようにしてあります。膝裏もプラ板でふさぐ。

	かかと上部がスッカスカで丸見えなのでプラ板でふさぎました。

	一通りパーツが完成。

	別角度から。HGUCガンダムの関節を全部にむりやり仕込んであるおかげで各パーツを整形後に後ハメできるようになりました。

	組み上げるとこのようになります。足首正面はこのあとアーマーが付くので隙は目立たなくなります。

	全パーツを塗装しました。

	完成です。

	後ろから。うーんここまでくるとレイズナーのもう一機の相方であるバルディを作りたくなってくる。またの機会に。